死刑執行人サンソン 国王ルイ十六世の首を刎ねた男

(ISBN:4087202216)
あちこちでネタになってた*1ので前から気になってたのですが、ようやく購入。内容は

敬虔なカトリック教徒であり、国王を崇敬し、王妃を敬愛していたシャルル−アンリ・サンソン。彼は、代々にわたってパリの死刑執行人を務めたサンソン家四代目の当主であった。そして、サンソンが歴史に名を残すことになったのは、他ならぬその国王と王妃を処刑したことによってだった。


本書は、差別と闘いながらも、処刑において人道的配慮を心がけ、死刑の是非を自問しつつ、フランス革命という世界史的激動の時代を生きた男の数奇な生涯を描くものであり、当時の処刑の実際からギロチンの発明まで、驚くべきエピソードの連続は、まさにフランス革命の裏面史といえる。

てな感じ。なかなかドラマチックな物語に半分フィクションかと思いました。ちなみに「ナポレオン 獅子の時代」と一緒に読んだので、サンソン一族のビジュアルイメージがすっかり原哲夫調になってます。

*1:荒木飛呂彦御大までコメントを寄せるぐらいですからねぇ。