メイドRPG。

ISBN:490291803X
内輪で入手した者がいたので、ネタとしてキャラ作ってみた。ゲームの内容については噂などから事前に予想済みで、それなりの心構えの上で臨んだはずなのですが、配られたキャラシートに並ぶパラメータをいざ目にした途端、みごとに全員固まる始末*1

このゲーム、能力値や特徴などのパラメータは、ほぼすべてランダムに決まります。項目も少ないので、5分もあれば名前と年齢以外は簡単に埋められますが、悩みどころはそのあと。生成されるキャラクターは(当然のことながら)高確率でエキセントリックな設定を抱えた女子になるので覚悟が必要です。たとえば、こんな感じ。

潔癖症で実は天使(か悪魔)でマシンガンで武装しているけど奴隷で多くの人間を殺したというトラウマを抱えているくせにストレスが溜まるといたずらをするという支離滅裂キャラ
(村雨の日記より)

もはやメイドでもなんでもない(というか人間ですらない)トンがった記号のカタマリが誕生。適性のない者にとっては、まさに荒馬。乗りこなせるかどうかの判断が、キャラ作成における最大の山場じゃないかと*2。なんだかデザイナーから挑戦状を突きつけらている気分(気のせい

結果、「無茶なキャラ造形は笑えたものの、残念ながら我々にはプレイ不可能」という無難な意見で全員一致*3、とりあえず丸く収まりましたよ?*4

*1:「メイド属性」「メイドウェポン」「メイドパワー」「トラウマ」などの項目を前にして。キャラ作成を提案した友人は、全員が硬直する様を見ただけで十分満足した模様。

*2:むしろこのゲームの肝ですか。

*3:このゲーム、プレイされること以上にネタにされることに制作者側の狙いがあるような気がする。上記のような楽しみ方?も満更でもないような気がしないでもない(どっちだ

*4:ここまでしなければわからないことなのかと言えば、もちろんそんなことはありません。まぁ、ネタってことで。