ベルウィックサーガ。

巷のロマサガ熱に逆らって購入。一応、FEの傍系の子孫ですからチェックしないわけにはいきません。

プラットフォームが変わっただけで、システムがほとんど変わりばえのしない「蒼炎の軌跡」と比べると、FEの雰囲気を若干残しつつまったく別のゲームになっている本作。こちらの方が、ある意味正当進化を遂げたFEと言えるような気もする。

で、早速一面だけプレイ。以下、FEとの相違点をざっくりと。


  • マップ:従来のスクエアからヘックスに変更。
  • ターン進行:「味方ターン→敵ターン」ではなくなった。同一ターン中に、敵と味方のユニットが交互に行動する(味方●と敵○の兵数が10:10の場合、●○●○●○〜の順で行動。同じく20:10の場合は●●○●●○●●○〜の順で行動)。わかりづらい……
  • 戦闘:先手側の攻撃が命中してダメージを与えると、後手側は反撃できない。戦闘に時間がかかる……
  • 経験値:敵を倒したときのみ手に入る(ダメージを与えたり、攻撃を回避しても経験値はゼロ)。弱いキャラを育てにくい……
  • 装備:やたらと種類/パラメータが多い。盾にも技能が設定されていたり、馬にHPがあったり。把握しきれない……
  • グラフィック:とことん2D。ぶっちゃけPCエンジン並のクオリティですが、前作ティアリングサーガと比べれば改善はされてます。「蒼炎〜」の意味のない3Dよりもこっちの方が良いかも。

はっきり言って、一昔前のPCゲームみたいですね。こまごまと設定された沢山のパラメータ、地味なグラフィック、時間のかかる戦術パート。とにかく面倒くさいゲームになってます。間違いなくマニア向けになっている分、「蒼炎〜」との住み分けはできていると言えますが。