世代の定義。

氷川TRPG研究室にて、Aの魔法陣の著者・芝村氏が「TRPGの世代」についてコメントを寄せられていたので引用。

私の定義を書いておきます。
第1世代 …MAPとその付属データだけでシナリオが成立するTRPGのこと。例:クラシックD&Dなど
第2世代 …結局ダンジョンもぐりに終始する第1世代に対して膨大な世界設定とその付属データだけで成立するTRPGのこと。所謂シナリオはない。例:ルーンクエストなど 豊富な世界観情報などを用いて全方位の自由度を持とうとした。
第3世代 …第2世代で肥大した情報量に対して、限定的な情報で対応しようとしたTRPGのこと。MAPとその付属データだけではなく、シナリオがないとゲームとして成立しえない。近代のTRPGのほとんどがこれで、シナリオ抜きにはゲームが存在しえない。
第4世代 …第3世代の窮屈さに対して第2世代の理想を簡単かつ現実的な手間で実現しようとしたもの。シナリオ作成の手間は限りなく低い。